大阪都構想の賛否を問う住民投票で
都構想が否決されたことを受け、
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は
17日大阪市内で記者会見し、
政界引退を表明しましたね。
「負けは負け」とあっさり受け入れ
自ら7年半に及ぶ、政治生命に終始符
を打つことになりました。
が、果たしてこの結果が本当に
「民意」によるものかは疑問ですね。
その結果は投票を済ませた有権者を
対象の出口調査で明らかになっています。
スポンサードリンク
歪んだ結果!賛成派20~30代、反対は70歳以上!
朝日新聞が実施した結果は以下の通りです。
賛成は20~30代にとりわけ多く、
反対は70歳以上に多かったようです。
全体では、男性の59%が賛成だったよう
です。
そして、賛否の理由として最も多かった
のは、賛成が「行政の無駄減らすべき」、
反対が「住民サービスが低下する」だった。
将来を不安視し改革を希望するこれからの
世代は、腐食した現状に甘んで現状を維持
することを望む、「お年寄り」の意見が
勝ってしまったわけです。
もう大阪は破たんするしかないのですかね。
さらに大阪市内での居住年数別では、
賛成は5年以内(67%)、5年以上
10年未満(69%)、 10年以上15年
未満(62%)、15年以上20年未満
(61%)で6割を超えた。
スポンサードリンク
「呉越同舟」の仕組まれた結果?
今回は橋本維新VS自公民共連合でした。
支持政党別でみると、維新支持層は賛
成が97%に達した。
「都構想」に反対していた各党のうち、
自民支持層は反対が58%だったが、
賛成が42%で、党内でも意見が割れて
いたことがそのまま結果に出ていました。
以下はこんな感じです。
公明支持層は反対79%、賛成21%。
共産支持層は反対88%、賛成12%。
民主は不明(測定不能?)
無党派層は反対が52%、賛成が48%
と拮抗。
組織票をかき集めて、なんとか「民意?」
を得たような結果ですよね。
さて、今後ですが否決された「大阪都構想」
今後は、各党による「大阪と抗争」になる
のは間違えないですね。
変わらなければならない大阪から、
変わらない大阪。
期待せずに傍観したいと思います。
関連記事】
橋下徹市長!大阪都構想で否決でも政界は引退しない?その理由は?
2015-05-18 00:31
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:日記・雑感
コメント 0