大塚家具、委任状争奪！会長「社長解任」目指す！
連日、報道される
「大塚家具」お家騒動。
創業家の父と娘が経営方針で対立する大塚家具の
大塚勝久会長は25日に記者会見し、初めて公の場で発言。
その内容は実の娘を突き落とす残酷な
内容であった。
大塚勝久氏は25日の取締役会で娘の
久美子社長の解任動議を出したことを報告。
会見には大塚勝久氏の長男で専務の
勝之氏も同席し、
実の姉である久美子社長を
「営業経験も少なく、経営できるとは思わない」と批判している。
もう「痛み分け」では決着はつかない！
これだけ世間に対し、身内の醜態をさらしては手の内はないでしょうね。
そもそも大塚家具の本業（経営）は時代の流れについていけなかった
ことが業績悪化を招いていた。
大塚家具は、1990年代に会員制を導入し、店員がマンツーマンで
ショールームを案内、まとめ買いを進める手法で大きく成長してきた。
しかし、
「イケア」や
「ニトリ」など、低価格の大型家具店は台頭してくると
2007年ごろから営業利益が減少。
父と娘が、交互に社長を務めたものの、いまだに復調には至らず、
お互いが、互いを経営陣から外そうとする、骨肉の争いへと発展している。
業績悪化の最大の要因は明らかだ。
単純に「時代の流れに取り残された」に尽きる。
埼玉県春日部市の一家具屋から一代で
ここまで企業に育てたのは、創業者である
大塚勝久会長の手腕であることは間違いない。
しかし、「手腕」のみでここまで成長したわけではなく、
「時代の流れ」に乗っていたことが最大の要因だと
ある経済評論家も語っている。
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どちらが勝っても勝者なし？！委任状争奪戦！
もう「お家騒動」では済まされない状況ですね。
3月下旬の株主総会で、一般投資家も巻き込んだ
激しい委任状争奪戦が予想されると報道されている。
しかし、どちらが「経営」を勝ち取ったとしても
大塚家具の業績は悪化の一途をたどると思います。
一度、崩されたブランドイメージはそうそう回復しません。
先にお伝えした「イケヤ」や「ニトリ」が業績を上げているのは、
何も「低価格」だけが要因ではないのです。
「お値段以上！ニトリ」のCMではないですが
明確なポジションと、確固たる「ブランドイメージ」を
浸透させていますよね。
イケヤも洗練されたデザインの「北欧家具」を中心に、
「テーマパーク」化した店内は訪れるお客様を楽しませ、
毎日訪れても飽きのこない工夫が施されています。
また沿岸沿いに店舗を構えることで、「物流」の利便性も
考慮した「合理的」な経営も「利益を生む」要因です。
「会員化」をやるか、やめるかを争う前に
「ポジション」「スキーム」「利益構造」を
わかりやく盛り込み、今までにない
「ブランドイメージ」と「ビジネススキーム」
が、築きあげられるか重要ですが・・・
マクドナルド同様、トップが変わらないと
厳しいのではないでしょうか。
ちなみに２ちゃんねるではこのような意見が
ありました。
ハゲタカファンドに食いつぶされろ！
久美子家具を始めればいいのでは？
創業者の高級路線と、娘のカジュアル路線。
そこで競争して生き残ったほうが正しいと証明される。
これだけ泥沼化してガバナンス不在を
見せつけても
ハゲタカ外資がよってこない
のは相当悲惨ってことだろ？
創業一族は退いた方がいいのでは？
答えは顧客がもっている。
馬鹿だろこいつら。
株主、お客様の声をお聞きしてしては
いかがでしょうか？
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2015-02-26 12:58
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